172弾
第172弾 からすみ2021.01月号
お正月といえば、数の子?伊達巻?
いえいえ、金城先生は「からすみ」です!
父との思い出といえば小学生の頃、晩酌タイムに父が
うす〜くスライスしたからすみを網で軽くあぶり、
同じ大きさに切った大根にのせて日本酒と合わせている横で、
おこぼれちょうだいの味見… 『うまい!』
長崎五島列島の貴重なからすみだったので少ししかもらえず。
お腹いっぱい食べたかったボクは夜中にこっそり冷蔵庫をごそごそ、
一本まるごとつかんでモグモグ… 『しあわせ♡』
翌朝当然大目玉(涙)
それがきっかけで「からすみ好き」になり、
研究を重ねた(たまたま?)結果、大根スライスも美味しいですが、
きゅうりのスライスが抜群に合うことを発見し、
すっかりとりこになりました。
この大発見、[なかなか見つかるもの]ではありません。
なかなか見つからない、といえば[膵臓がん]がそのひとつ。
超音波でもなかなか見つからず、しばらく検査せずに、
ある時だいぶ進んでから見つかり…なので、
私はDUPAN-2という膵臓がんの腫瘍マーカーを一緒に検査します。
正常値は150以下なのですが、ポイントは、
50とか100とか、まだ150以下の段階で
(あやしい…)と疑って精密検査するかどうかで決まります。
ちなみに私が自ら測ると25以下。
昨年もかなりの患者様が初期段階で発見でき、
今も元気に過ごされています。
超音波でも見つからない敵を、ぜひぜひ早く見つけましょうね!
さて、お正月過ぎても我らがシャンパンと
冷凍してあったはずの「からすみちゃん」が…
あれ、なんでないの…まさか(涙)