71弾
シリーズ生活習慣病 第71弾!2012.05月号
『文武両道』
糖尿病患者様の栄養相談をしていると、
なんだか人生相談になってしまうことが多々あります。
仕事や人間関係、家庭内の問題など、ストレスの原因は様々ですが、
はけ口が食事になってしまうのもなんだかわかる気がします。
「ねぇ、先生。先生はどうやってストレス発散を…?」
と、よく患者さんから聞かれます。
私は大好きなシャンパンを目の前にすれば仕事のストレスなんて…と言いつつ、
実は診察をしていない方がイライラむずむずしてしまう、何ともおめでたい仕事人間です(笑)。
患者様と楽しく外来をすることが、私の一番のストレス発散、喜びの時間なのです!
先日、横浜で日本糖尿病学会があり、スタッフ全員で行ってきました。
学会発表は、議論程度のものから『これはバトル?』と、思えるような激しいものもあり、
理論が闘いあってまだ意見が一致しない内容もありました。
元々人生に正解がないように、必ずしも正解と言い切れない治療もあるのです。
だからこそ、患者様それぞれにマッチした、テーラーメイドの医療を提供していくべきと
再認識してまいりました。
その一環として、心の病を抱えて悩んでおられる患者様のために、
春より心理カウンセラーによる心のケアを始めました。
なかには、「お話が出来て良かった。」と、涙を流しながらそうおっしゃる方も…。
基本的に何事も真面目な方が多い気がします。
私、金城と鶴間の院長である朝倉医師が出会った湘南高校は、『文武両道』がモットー。
さらに祖父には私が小さな頃から、『遊びも一番、勉強も一番になりなさい!』と、
よく言われました。
野菜もお肉もお魚も、運動も休息も…皆、バランスが大切なものばかりですね。
私も仕事と遊びのバランスをとらなくてはと、今年からゴルフと合唱を16年振りに
トライしました。
なんと、年末は『第九』を歌います!
もし御興味のある方は聴きに来てください。きっとストレス発散になりますよ(笑)