1弾
シリーズ生活習慣病 第01弾!2006.08月号
シリーズ第一弾のお話は、当クリニックに通う方の大半を占める疾患「糖尿病」についてです。
この「糖尿病」、どのくらいの人がなるのかご存知でしょうか?
厚生労働省が5年に1度統計を出していますが1998~2003年の調査では全国に糖尿病患者さんは740万人、糖尿病予備軍(正式には“境界型”といいます)の方を含めると、成人の6.3人に1人がこの病気になっているという計算になるとのこと。
ときどき当クリニックに、「私は今まで健康診断で糖尿病といわれたことは、ありません。」とおっしゃる方が来られます。この糖尿病の診断基準や検査の技術は年々進歩しています。何年か前は“大丈夫”といわれても、現在の診断基準や検査からいえば、実はそのときから立派な糖尿病または予備軍となっていることが本当に多いのです。(私はいつも悲しく思います)
糖尿病は早期発見早期治療が出来れば、そう怖い病気ではありません。
放っておくことが一番怖い病気ですので、“もしかしたら”と、気になる方はどうぞお気軽にご相談下さい。
このホームページを通して話題提供してまいります。
糖尿病に限らず他の生活習慣病についてや、健康に関する楽しい話題などいろいろ取り上げていく予定です。
どうぞお楽しみに!!