127弾
シリーズ生活習慣病 第127弾!2017.01月号
幸運の鳩
道端の電線にとまっている鳩。
もしかしてフンとかされたら…
と不安になる方も多いかと。
私も車に“運”がつくことは数知れず。
飛び立つ鳩から、頭の上に落下してきたことも…
ある朝、小田急線に乗っていたら、
湘南台駅で乗客とともに鳩がピョコンと乗車!
朝の殺伐とした雰囲気は一瞬で消え去り、
座っている人も立っている人も、
鳩のように目をまるくし、
笑顔と愛情に満ちた、ほんわかした雰囲気になりました。
そうそう、赤ちゃんに
「いくちゅでちゅか〜?」とか聞いている、
あの感じです。
ところで、『妊娠と糖尿病』は非常に大切です!
妊娠前から発症して合併症のある方、
妊娠中に発症した方、
糖尿病にまではなっていない境界の方。
いずれも厳格な血糖コントロールが必要です。
胎児の発育過剰や異常分娩のリスクの上昇、
分娩後しばらくして、母親の糖尿病が悪化することもあります。
奇形のリスクが上がるという報告もあります。
また、糖尿病だけでなく、
甲状腺ホルモンが低い方、軽度の貧血のある方も、
お腹の赤ちゃんにホルモンや鉄が使われるため、
検査と補充をしないといけません。
ホルモン不足だと赤ちゃんに、
鉄不足だとお母さんに影響が出ます。
妊娠糖尿病の方がうちに紹介されて検査をすると、
かなりの確率で甲状腺や貧血がひっかかりますので、
ぜひ相談してみてくださいね。
さてさて、その後ハトは車内をお散歩して、
次の長後駅で降りて行きました。
あっ、
床には白っぽい幸運の落としものが…