チーム医療で総合的に患者さまをサポート
糖尿病はチーム医療、つまりさまざまな職種のスタッフがお手伝いさせていただいてはじめて良くなるものです。医師1人ではなかなか良くなりません。かねしろ内科では各分野の専門スタッフが、食事、運動、こころの状態、合併症などさまざまな面から総合的に患者さまを支えます。
かねしろ内科では、糖尿病とその治療指導全般に関する高度な専門知識を持つ、日本糖尿病療養指導士(CDEJ Certified Diabetes Educator of Japan)が9名在籍しています。糖尿病のプロとして患者さまの生活習慣改善に協力いたします。
糖尿病は動脈硬化、神経障害、各種がんなど、全身に合併症を引き起こします。
当院には20名以上の医師が在籍しています。各医師が各々の専門を生かし、診療にあたっています。
相模原病院、東芝林間病院、大和成和病院等からも医師の派遣を受け、円滑な連携を実現しています。
糖尿病をはじめとする生活習慣病の治療は、「食事療法」が基本です。当クリニックには常勤の管理栄養士がおり、患者さまの食生活を伺いながら、“一人ひとりに合わせた食事療法”を一緒に考えております。
また、管理栄養士が患者さまと食事療法の話し合いをすることを、一般的には「栄養指導」と呼びますが、当クリニックでは、スタッフも患者さまと同じ立場でお話しするため「栄養相談」という言葉を使っています。
栄養相談時はダウンロードしてご記入ください。またはクリニックから用紙をお渡しします。
運動不足は、糖尿病を引き起こす誘因や、悪化の原因の1つです。しかし、「運動といっても何をすればよいのかわからない」という患者さまのため、当クリニックでは運動専門スタッフによる運動教室を開催しています。運動専門スタッフは、医師、看護師、その他スタッフと連携しながら、安全で効果的な運動プログラムを提案します。
また、足や腰に痛みがあるという患者さまには、個別に痛む箇所をカバーした運動療法をお伝えします。一人ひとりに適した運動療法を行っていただけます。
強いストレスを受けたり、慢性的にストレスを抱えていると、ストレスホルモンが分泌され、血糖値や血圧を上げる要因になったり、交感神経の緊張から、不眠や肩こりにつながることがあります。また、食事療法や運動療法が必要と頭ではわかっていても、ストレスや悩みごとが原因で、積極的に治療に取り組む気持ちになれないこともあります。
そのようなとき、当クリニックでは心理カウンセラーが、つらいできごとやお気持ちについてじっくりお聴きします。ストレスを軽くして、心とからだの両面から、より健やかになるよう一緒に考えていきましょう。
当クリニックでは、受付のことを「クリニカルサービス(CS)」と呼んでいます。「おはようございます」から始まり、会計後の「お大事に」まで、CSは来院した患者さまに今何が必要か、何にお困りか、を素早く察知し、対応もしくは他のスタッフに伝えます。「○○さん、いつもの笑顔がなく、心配です……」このようなフレーズがクリニックの多くのスタッフにすぐさま伝わり、たとえば採血をさせていただく際の問診へと生かされます。また、CSは糖尿病を中心とした勉強もしっかりと行っているため、医師や看護師には言いづらかったことなどもお気軽にご相談ください。
楽しむことで病気は良くなる
食生活の改善や運動療法などは糖尿病と付き合ううえで大切なことですが、患者さまがつまらないと感じてしまっては、治療を続けることが困難になってしまいます。当クリニックでは、「楽しむことで病気がよくなる」という考えのもと、患者さまの人生が楽しいものでありながらも、合併症などを起こさずに生涯を過ごしていただけるように、新しい取り組みを行っています。
当クリニックでは、年に1回、かねしろウォークを開催しています。約300人もの患者さまとスタッフが集まり、ゲームを交えながら皆で一緒に運動をします。一度参加されると次の年もリピートして参加してくださる方が多く、大変好評のイベントです。
訪問診療
高齢化の進行とともに、身体機能の低下、認知症などで外来に通えなくなる患者さまが増えてきています。住み慣れた家に住み、通い慣れたクリニックに通いたい…、そのような思いに応えるため、当院では訪問診療を始めました。地域の方々、ケアマネージャー、訪問看護ステーション、訪問介護事業所とも連携し、みなさまが安心して過ごせるよう、お手伝いをいたします。
介護相談
患者さまにとって、日常生活になんらかの不自由さが生じたときに、その不自由さの解消だけではなく、新しく楽しい生活を作っていただくために力を発揮したいと思っています。
つらい気持ちを人に話す機会はなかなかありませんが、話をするだけでもスッキリとした気持ちになるかもしれません。
必要があれば、さまざまな社会資源との結びつきをつくっていきます。
もちろん自分のことだけではなく、自分の親のことや兄弟姉妹のことでもかまいません。ぜひ、切羽つまる前に一度お話を聞かせてください。
東林間毎週火曜日 9:00~12:00
鶴間毎週金曜日 9:00~12:00
※お問い合わせは各クリニックへお願いします
東林間/鶴間かねしろ内科クリニック
介護相談員 朝倉 治郎
当クリニックでは積極的に
治験を行っています
薬には有効性(治療効果に優れ)、安全性(副作用が少ないこと)が望まれます。新しい薬が一般的に使われるようになるためには、実際に患者さまに服薬していただき、有効性と安全性を検討するための試験が必要となります。
このような人に対して行われる試験を「治験(ちけん)」と呼びます。現在、使用されている薬も、先人の協力によって「治験」という試験的、研究的な段階を経て厚生労働省の承認が得られました。
つまり治験に参加してくださった方々のご協力が病気の治療、医学の進歩に役立っているといえます。当クリニックでは社会貢献の一環として、治験に積極的に取り組んでおります。これまでも多くの患者さまに自由意思に基づき治験への参加協力をいただいています。また治験の計画は、参加される患者さまが不利益を受けないよう、専門の医師などにより科学的及び倫理的立場から厳しく検討され、厚生労働省へも届けられます。更に治験審査委員会*でも内容が審議され,承認を得た後、治験が実施されます。
治験の内容が科学的、倫理的に適切であること、参加していただく患者さまの人権と安全を守るものであることを審査する委員会です。当院は治験審査委員会を設置しています。平成20年2月の医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令の改正に基づき、治験審査委員会の手順書、委員名簿及び会議の記録の概要を院内に備え、公表しております。
閲覧をご希望の方は受付までお申し付け下さい。
かねしろ内科では、患者さまにより楽しく安心して治療を受けていただくために、一層の努力をしてまいります。
医療従事者の皆様へ スタッフ募集
私たちと一緒に働いてくれる仲間を募集しています。
クリニカルサービス(医療事務)募集のお知らせ
「おはようございます」から「おだいじにどうぞ」まで、目配り、気配り、心配りのクリニカルサービスの仲間になりませんか?
〈業務内容〉
医療事務全般、受付補助、カルテ準備、物品補充、環境整備、院内清掃
※経験・未経験:応相談
詳しくは、
鶴間かねしろ内科クリニック 046-271-7410(担当 原田)
までお問い合わせください。